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名東ジャズ倶楽部
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名東ジャズ倶楽部 第8回記念コンサート レポート
 
 
今年の名東ジャズ倶楽部第8回記念コンサートは、「LET'S ENJOY BIG BAND JAZZ」と題して、9月15日(祝)16:30より、名古屋市芸術創造センターにて開催しました。出演バンドは、名古屋市立工芸高等学校「ハイソニック ジャズオーケストラ」、名古屋音楽大学「めいおん ジャズオーケストラ」、それにご存知「C.U.G. ジャズオーケストラ」の3つのビッグバンドです。同じビッグバンドでも、同世代同士でバンドの聞き比べを出来る機会はコンテスト等で持てると思います。しかし高校、大学、そしてプロと世代を超えてビッグバンドを聞く機会は滅多にないでしょう。今回の聞きどころは、もちろん各バンド演奏そのものでもあるし、経験や年齢の差と、そこからくる演奏の違いにも注目すべきところです。
 当日は、台風の影響であいにくの天気でしたが、大勢お客さんがいらっしゃって、演奏のスタートです。トップバッターは、名古屋市立工芸高等学校「ハイソニック ジャズオーケストラ」。お揃いの黄色いTシャツを着込んで、「サー デューク」で演奏開始。C.U.G.のメンバーも間に入って、一体感、スイング感溢れる演奏を披露してくれました。特にサックス陣の一体感がいいうねりを作り出していたこと、リズム陣、特にベース、ドラムスの女の子がノリのいい演奏を展開してくれて楽しめました。
 続いて、名古屋音楽大学「めいおん ジャズオーケストラ」の演奏です。全員黒いコスチュームで渋く統一しています。さすがジャズ専攻科の学生たちだけあって、若々しく、しかしキレのあるソリッドな演奏技術と、凝りに凝った編曲で耳を楽しませてくれます。途中名古屋を代表するボーカリスト、山本奈々が入りましたが、歌の伴奏もそつなくこなし演奏能力の高さを見せつけました。
 トリを飾るのは、我らが「C.U.G. ジャズオーケストラ」。3月に発売されたCD「テイキン・ザ・ロード」からのナンバーを中心にオーネット・コールマンの「ハッピーハウス」も交えながら演奏が進んでいきます。うねるリズム陣をバックに、宮本やすしがトランペットを縦横無尽に吹きまくり、渡辺 勉のハイノートが炸裂して鮮やかなアクセントを醸し出します。編曲といい、演奏技術、演奏内容といい、これはまるでハイウェイを疾走する音のデパート(!?)のようです。
 途中山本奈々(vo)が登場して、スタンダードを4曲。この人の声はやさしく親しみが持てる声ですが、意外にその声は強い。従って、C.U.G. のようにバリバリ演奏する人たちがバックでも全然音負けしないのです。こういうボーカルは、今や貴重な存在ではないでしょうか。
 さてさて、C.U.G. の安定感抜群の演奏のあとは、彼らと高校生、大学生との合同セッションです。最後は60人近くで、「スイングしなけりゃ意味ないね」を演奏し、3時間半にわたる熱演に終止符を打ちました。学生の人たちは、プロと一緒に人前で演奏するという恵まれた機会を通してまたひとつ成長したことでしょう。皆様どうもお疲れさまでした。堪能させていただきました。ありがとうございました。

■例会のお知らせ
日 時:平成20年11月16日(日) 19:00〜
場 所:スター☆アイズ
住 所:愛知県名古屋市千種区菊坂町3-4-1 Gハウスビル1F
出 演:司 いつこ(vo)
花田 利治(p)
中村 新太郎(b)
夏目 純(d)
料 金:2,500円(1ドリンク付き) テーブルチャージは別

名東ジャズ倶楽部としては久々に、司いつこ(vo)さんの登場です。昨年「Favorite」という初リーダーアルバムを発表されてますますのっている司さん。
さてバックはと言いますと、ベースの中村新太郎さんは、国内はもとより海外でも数多くの演奏経験を持つベテランです。その中村新太郎さんの参加で2005年にCDを製作されたのが、ピアノの花田利治さん。豊富なレパートリーを持つ経験豊かなピアニストです。そして、夏目純(d)。実はこの方はつい先日までONDO-MUNDOと名乗り、合田裕則トリオなどですっかりお馴染みの名ドラマーです。先日会社を退職され、本名に戻ってドラムに邁進されるとのこと。こんな凄いベテランに囲まれて、司さんがどんな歌声を披露してくれるか、楽しみです。
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